【スノボ―の板の選び方】何を基準に選ぶべきなのか?徹底解説!!

スノーボード

今回は、スノーボードの板の選び方についていくつか紹介していきたいと思います。

オールラウンド

スノーボードのオールラウンド(All-Mountain)とは、あらゆる地形やコンディションに対応できる、非常に汎用性の高いボードを指します。オールマウンテンボードは、アローマンス(初心者向け)、フリースタイル、フリーライドの各スタイルにおいてバランスがとれているため、様々な状況で適応力を発揮できます。

幅広い地形への対応

オールマウンテンボードは、ゲレンデ全体や山の様々な地形に対応できるようにデザインされています。フラットな部分、カービングが楽しめる斜面、パウダーやバックカントリーの深い雪、さらにはスノーパークやハーフパイプなど、どんな場所でも使えます。

バランスの取れたフレックス

オールマウンテンボードは、柔軟性と硬さの中間のフレックスを持っています。これにより、初心者から上級者まで幅広いライダーが快適に利用できます。柔軟性がありながらもエッジの利きが良く、スムーズなターンが可能です。

様々なスタイルの組み合わせ

オールマウンテンボードは、アローマンス、フリースタイル、フリーライドの特徴を兼ね備えています。これにより、どのようなライディングスタイルが好みでも十分に楽しむことができます。ジャンプやトリックを楽しむ一方で、深い雪の斜面も滑ることができます。

多様なサイズと形状

オールマウンテンボードは、様々なサイズと形状が用意されています。体重や身長、ライディングスタイルに合わせて選ぶことができ、これによってパーソナライズされたライディング体験を得ることができます。

グラトリ・ジブ

グラトリ(Gratuitous)およびジブ(Jib)は、スノーボードやスキーなどのウィンタースポーツにおける特定の技術やスタイルを指します。

グラトリ (Gratuitous)

  • “Gratuitous”は、本来「無意味な」や「不当な」といった意味を持つ英単語ですが、スノーボードの文脈では、スタイリッシュで余分な動きやトリックを指すことがあります。
  • グラトリのトリックは、エクストラなスピンやフリップ、アクロバティックなポーズなど、基本的な動き以外の余分な表現が含まれます。これらのトリックはしばしばパークやハーフパイプで行われ、視覚的に派手でスタイリッシュなものが多いです。

ジブ (Jib)

  • ジブは、フリースタイルスキーやスノーボードにおいて、非常に滑らかな表面や障害物を使ってトリックを行うスタイルです。
  • ジブの場合、レール、ボックス、パイプなどのアイテムが使われ、これらの障害物を使ってスライドやトリックを決める技術が求められます。
  • ジブはしばしばパークやストリートで行われ、アスリートは障害物を使ってクリエイティブで技巧的なトリックを披露します。

カービング


カービング(Carving)は、スノーボードやスキーなどのウィンタースポーツにおいて、滑走時にエッジを使って大きな弧を描く技術やスタイルを指します。このテクニックは、スノーボードのエッジを効果的に使って滑走し、しばしば滑らかなカーブを描いて斜面を下ることを特徴としています。

エッジの使用

カービングでは、スノーボードのエッジを効果的に使ってターンを切ります。ライダーは、ヒールサイドエッジ(ヒールサイドでのエッジ)またはトウサイドエッジ(トウサイドでのエッジ)を使って、滑らかで連続的なカーブを描きます。

体重の移動

カービング中、体重の移動が重要です。ターンの始めには体重を一方の足にかけ、エッジに力を加えます。次に、体重を反対側に移動させて反対のエッジに力をかけ、滑らかなカーブを形成します。

大きな弧を描く

カービングは、通常、大きな弧を描くことが目標です。これにより、高速で安定感のある滑走が可能になります。大きな弧を描くためには、エッジコントロールが重要であり、効果的なテクニックが求められます。

高速での実行

カービングはしばしば高速で実行されます。滑らかなエッジングと体重の移動によって、高速で滑走することができ、これによってスノーボードのパフォーマンスを最大限に引き出します。

パーク


「パーク」は、スノーボードやスキーのコースの中で、トリックやジャンプを行うために特別に設計されたエリアを指します。これらのエリアでは、様々な構造物や障害物が配置され、ライダーやスキーヤーが技術を磨き、クリエイティブなトリックを実行することができます。スノーボードパークはスキーパークとも呼ばれることがあります。

キッカー(Kicker)

キッカーは、ジャンプをするための斜面がついた構造物で、ライダーがエアボーンになりトリックを決めるのに使用されます。キッカーはさまざまなサイズや形状があり、経験者向けから初心者向けまで様々な難易度が存在します。

レール・ボックス

レールやボックスは、スライドやグラインドを行うための長方形の鉄製または木製の構造物です。これらの障害物は、テクニカルなスキルを磨くのに適しており、クリエイティブなスノーボードやスキートリックの基盤となります。

ハーフパイプ

ハーフパイプは、U字型のくぼみを持つ大きな管状の構造物で、ライダーが壁を上り下りしながらトリックを行う場所です。ハーフパイプライディングは、高度な技術を必要とするスキルフルなアクティビティで、エアロバティックな動きが求められます。

バターボックス・ジブ

バターボックスやジブは、スライドやトリックを行うためのフラットな構造物で、レールやボックスと同様に使用されます。これらの構造物は、バランス感覚と精密な制御を求めるため、技巧的なライディングが期待されます。

パウダー


「パウダー」は、スノーボードやスキーの文脈で、新雪が積もったフレッシュで柔らかな雪のことを指します。パウダーは通常、降雪後や未開発のエリアで見られ、その柔らかい質感と浮遊感から、多くのライダーやスキーヤーにとって理想的な雪の状態とされています。

柔らかでフレッシュな雪

パウダーは、新たに積もった雪であり、通常は非常に柔らかく、粉雪状の質感を持っています。これにより、スポーツを行う際に雪に浸かる感覚や、スムーズで滑らかな滑りが楽しめます。

フロート感

パウダーは軽いため、ライダーが雪に浸かりにくく、スポーツをする際に滑る感覚が独特です。スノーボードやスキーが雪の上に浮かんでいるような感覚を味わえます。

深い雪の経験

パウダーライディングは、通常のゲレンデやトレイルを離れ、未開発のエリアやバックカントリーで行われることが一般的です。深い雪の中を滑る経験は、アドベンチャーと新鮮な感覚を提供します。

技術的なスキルが必要

パウダーライディングには、通常のゲレンデでの滑走よりも技術が必要です。バランス感覚やターンのテクニックが重要であり、深い雪の中での制御が求められます。

スノーボードやスキーのパフォーマンス向上

パウダーでの滑走は、通常のゲレンデとは異なる状況で行われるため、ライダーやスキーヤーは新しい技術やスキルを身につけ、そのパフォーマンスを向上させることができます。

みんなが使っている基本的な板の種類はグラトリ

ゲレンデ全体や山の多様な地形に対応できるようにデザインされています。初心者から上級者まで広く使われ、様々なスキルレベルや好みに合わせたボードが存在します。オールマウンテンボードは、バラエティ豊かなスノーボード体験を提供します。

選ぶときのコツ

スノーボードは意外と使ってみないと分からなかったり、少し難しかったりするので初めは安いものから徐々に始めていくのが良い思います。

板の長さ

これでOK!スノーボード板の正しい選び方【長さ、幅、硬さ、身長、初心者】 | スノーパークゲレンデガイド
ボーダーのための国内ゲレンデ情報サイト

スタンス幅

おすすめなスタンス幅としては肩幅のプラス5センチを基準にしてみるといいと思います。

しかし、個人差がどうしてもあるので、まずはプラス5センチから初めて徐々に自分好みの幅に調節していくのが好ましいと思います。

スタンス角度

例えば初心者の方には・前15°〜21° 後ろ3°〜6°ぐらいをおすすめします。理由は「初心者に求められるのはターン」だからです。

しかし、これも慣れや個人差によるものが少なからず影響してくると思うので、徐々に自分好みのスタンスに変更していきましょう。

おすすめのボード

まとめ

今回は、スノーボードの板を選ぶときの基準や種類、選ぶときのコツやサイズ感などを紹介しました。ぜひこの記事を参考に自分に合った最高の一枚を見つけて下さい。

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