スケボーに欠かせない部品は大量にありますが、意外と知られていないものや、あった方が便利なもの、上達が早くなる部品など様々です。
今回は、そちらを一つずつ丁寧に解説、紹介していこうと思います。
デッキ
- スケートボード本体部分の板を指します。
- スポーツ用品量販店では、全部が組まれた「スケボー」として販売されていますが、スケートボード専門ショップでは、デッキ(板)、ウイール(タイヤ)、トラック(デッキとタイヤを取り付ける金具部品)を別々に好きなものを組み合わせて購入します。
- デッキが折れてしまった場合など、デッキだけ購入して交換することもできます。
トラック
スケボーのトラックはとても重要な役割を果たしています。スケートボードのデッキ(板の部分)とウィール(タイヤの部分)をつなげる役割があります。
トラックは細かく分けると以下の部品から構成されています。
- ベース(Base):
- トラックの下部で、デッキに取り付ける部分です。
- ハンガー(Hanger):
- トラックの上半分で、ウイールを取り付ける部分です。
- ブッシュ(Bush):
- ハンガーとベースの間に挟まれるゴム製のパーツで、トラックの挙動に影響を与えます。
- キングピン(King Pin):
- トラックの中心にあるボルトで、ハンガーとベースを接続します。
デッキテープ
- デッキテープとは:
- デッキ(板)の上面に貼る、ざらざらしたテープのことを指します。
- ヤスリみたいな紙のテープで、スケートボードの足を乗せる面に貼ります。
- デッキテープを貼ることで、滑る際に足がずれにくくなり、オーリーの際にデッキを擦り上げやすくなります。
- トリックなどを行う際に必要なパーツの一つです。
- デッキテープの選び方:
- デッキテープを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- 目の粗さ:
- デッキテープの目の粗さは、トリックのしやすさやスタンスの調整に影響します。
- 目の粗いデッキテープは、オーリー時にデッキが足によく食いつくため、擦り上げる動作がしやすくなります。ただ、足を動かす際の抵抗が強く、スタンスの調整が難しいこともあります。
- 目の細かいデッキテープは、足を振り抜きやすく、ノーズを振り抜いて回転をかけるトリックに適しています。また、スタンスの変更もしやすいです。
ベアリング
スケートボードのベアリングは、滑走時のスムーズな回転を実現する重要なパーツです。
- ベアリングの役割:
- スケートボードのウィール(タイヤ)とデッキをつなぐ部品です。
- 1つのウィールに2つのベアリングが装着され、スケートボード1台分に計8個必要です。
- ベアリングの構造:
- ベアリングは内径8mm、外径22mm、幅7mmのサイズで、デッキに取り付けられます。
- 内部には小さな丸いボールが入っており、これが回転をスムーズにします。
ウィール
- ウィールの大きさ(直径):
- 通常、ショップで売られているウィールの直径は50mm〜60mmの範囲です。
- トリック用のスケートボードでは、50mm〜55mmくらいの大きさが一般的です。
- 50mm〜52mm: 回し系のトリックを得意とする人向け。軽量で操作性が高い。
- 53mm〜55mm: スピードを活かしたダイナミックな滑りをしたい人向け。大きい直径で力強いプッシュが可能。
- ウィールの幅:
- 幅はブランドやシリーズによって異なります。
- 幅広いウィールは接地面積が広く、パークなどの平坦な場所で安定したグリップを提供します。
- 幅狭いウィールは軽量で操作性が高く、トリックでウィールを擦る動作がスムーズです。
まとめ
スケボーは主に、デッキ、デッキテープ、トラック、ベアリング、ウィールから構成されており、この5つの部品だけは、しっかりと自分に合うものを選びましょう。
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