【胸筋の大きさが左右で異なる?】フォームを良くしているのに右と左で筋肉の大きさが違うのはなぜ?

トレーニング

今回は、筋トレをしていたら誰もが疑問に思い悩む、筋肉の左右不対象について解説していきます。せっかくきれいなフォームでトレーニングをしていても、左右でバランスが異なっていると嫌ですよね。なので、その理由と解決策を今回は丁寧に紹介していきたいと思います。

なぜ左右で筋肉の大きさが異なるのか

皆さんも、筋トレをして筋肉がついてきた頃に鏡の前で体を見ていると、「あれ、左右で筋肉の大きさが違うな」「アンバランスだな」と思ったことがあると思います。いくらきれいなフォームで筋トレをしていても、こうなってしまうのはなぜでしょうか。

結論から言いますと、利き手による力の差です。一番、筋肉の左右が異なって現れるのは胸筋です。なぜなら、腕立て伏せをする際に利き手の方は、腕での筋肉が発達しているため腕だけの力で体を持ち上げようとしてしまいますが、利き手と逆の手は腕の筋肉が利き手に比べて少ないため、しっかりと胸筋を使って体を持ち上げようとするのです。その結果、鍛えられている部位が気付かないうちに左右で変わってしまっているのです。

筋肉の大きさが左右で異なりやすい部位

では、左右で筋肉の大きさが異なって見えやすいのはどこなんでしょうか。

胸筋

上腕

握力

太もも

前腕

などです。比較的、普段から使う筋肉(上腕、前腕、脚筋)は利き手の方がつきやすいですが、逆に普段あまり使わない筋肉(腹筋、胸筋、背筋)は利き手と逆の手の方がつきやすいです。

筋肉を左右対称にするには、どうすればいいのか

それでは筋肉が左右で異ならないようにするには、どうすればいいのでしょうか。

私自身、このような経験があり色々と調べ試行錯誤した結果を今回は、皆さんお教えしたいと思います。とても効果的なので、ぜひ参考にしてみて下さい。

意識でが大事!!

まず一つ目は、意識です。「意識なんかでほんとに筋肉のつき方が変わるのか」と思う人もいるでしょうが、その効果は絶大です。というのも実際に有名なボディービルダーやフィジカルの人も実践しているのです。意識を変えることで筋肉の左右アンバランスが少なくなります。

やり方としては、例えば右の胸筋が左の胸筋より小さい時人は、腕立て伏せをするときに右の胸筋に強く意識をおき、右の胸筋に力が入るようにするだけです。この意識の差が筋トレでは重要になってくるのです。

理想のストロングスタイルへ!HMBマッスルプレス

片方ずつ行う

そして二つ目の方法は、片方ずつ行うです。いたってシンプルですが、こちらは筋力が少ない部分を集中的に鍛えることが出来るため、自分が納得できるまで行えるのでお勧めです。

例えば、ジムに通っている人なら胸を鍛えるマシーン(チェストプレス)を片方ずつ行ってみるのもいいと思います。また、筋肉の小さな方は少し重めの負荷をかけてみるのもおすすめです。こちらは、胸筋だけでなく上腕や前腕にも負荷がかかるため、胸筋だけ左右差をなくす場合にはお勧めですが、一時的なものにしておきましょう。あまりしすぎると、今度は違う部位での左右差が生まれてしまいます。

ひたすらにフォームを良くして慣れさせる

続いての方法は、ひたすらにいいフォームのままトレーニングを続けることです。胸筋の左右差に悩んだことのある人なら、一度は「ムキムキの人はなぜ左右差がないのだろう」と思ったことはありませんか。左右差は、筋トレを始めて2〜3ヶ月経ち、筋肉がついてきた頃によく現れます。しかし、そのまま正しいフォームで鍛えていけば左右差も徐々になくなってくるのです。
例えば、数字で筋力を表すとすると
左胸→10 右胸→1
だとした場合その比率は10倍ですが
、さらに鍛えることによって、筋肉が増え全体的にプラス100された場合
左胸→110 右胸→101
となり、その比率はたったの1.1倍にも満たない
のです。なので左右差があるからといって、筋トレをするのを怠らず、そのまま頑張り続けましょう。

まとめ

いかがでしたか。今回は、一度は悩んだことのある筋肉(主に胸筋)の左右差の原因とその解決策を紹介しました。他にも、筋トレに役立つ情報を配信しているので、よかったら他の記事も見てみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました