今回は、サーファー向けのトレーニングを紹介していきたいと思います。私自身サーフィンをしており全日本決勝、現役プロサーファー、数多くのプロサーファーの友人をもつ身として、おすすめのトレーニング法を実践と絡めながら紹介していきたいと思います。
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594円
サーフィンにトレーニングは必要?
まず初めに、サーフィンにトレーニングは必要かどうかですか、サーフィンにも間違いなくトレーニングは必要といえるでしょう。サーフィンは海の上で自然を相手に行うスポーツであるため、筋力のみならず、体幹や、持久力、集中力や気持ち面でのメンタルトレーニングも必要になってくるのです。しかし、身体全体を動かすスポーツであるため、高重量を扱った筋肉を飛躍的に肥大させるようなトレーニングはお勧めできません。なので、先ほども言ったように、持久力や自筋力、身体全体を動かすようなトレーニング、体幹トレーニングが必要になってくるのです。そこで、今回は僕が当時コーチや通っていた整骨院の先生に教えてもらったトレーニング法を紹介していきたいと思います。ぜひ、波のない日や自宅にいるときにやってみて下さい。
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サーフィンが上手くなるトレーニング
それでは、さっそくサーフィンが上手くなるトレーニングを紹介していきたいと思います。しかし、サーフィンする前同様にトレーニングを行う前にも必ず、ストレッチを行ってからするようにしましょう。
持久ビーチフラッグ
まず初めに紹介するサーフィンが上手くなるトレーニングは持久ビーチフラッグです。この名前の通り、そのトレーニング法はビーチフラッグの延長線上のようなもので、瞬発的な筋力の他に、自筋力、持久力を鍛えることが出来ます。持久ビーチフラッグの行い方としては、
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①まず、20~30メートル間隔に線を2つ引く。
②片方の線に腕を下にしてうつ伏せに寝ころぶ。(もう一方の線に足を向ける)
③始まりと同時に体を起こして反対の線まで、全速力で走る。
④反対側の線まで来たら②と同じように再びうつ伏せになり、再びすぐに走り出す。
⑤このように、②~③を10セット程繰り返す。
20~30メートルほどの短い間隔ですが、基本的にはビーチなどの砂浜で行っていたため走りにくく、10セットでも息が切れるほどしんどくなると思います。しかし、このトレーニングは広いところでしか出来ないため自宅等でもできるトレーニングもいくつか紹介していきます。
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ツイストジャンプ
続いて紹介するトレーニングはツイストジャンプです。こちらも名前の通り、身体をひねりながらジャンプするトレーニング法になっています。このトレーニングは有名なプロサーファーの選手も取り入れており、サーフィン界では有名なトレーニング法なのです。その、ツイストジャンプのトレーニングのやり方は、
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①まず、高さが30~50センチほどの丈夫な台を用意する。(なくても可)
②足を肩幅に開き、用意した台を自分と直角になるように右斜め前に置く。
③腰を落とし(サーフィンの基本姿勢の形)ジャンプと同時に体を右に回転させて台の上に乗る。
④降りるときは台の上に乗った時と逆のことをする。(後ろにジャンプすると同時に体を左に回転させて、定位置に戻るようにする)
⑤これを10回行う。
⑥今度は台を左側において、ジャンプと同時に体を左にひねって台の上に乗る。(右と同様に10回繰り返す)
⑦右10回、左10回を1セットとして3セット行う
というのが、ツイストジャンプの一連のトレーニング内容になります。少し地味で足腰のトレーニング?と思うかもしれませんが、足腰だけではなくサーフィンに必要な重心の移動能力や、体幹もを鍛えることのできる最強のトレーニングなのです。
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ハイハイボール
3つ目に紹介するのがハイハイボールです。こちらもとてもおかしな名前ですが、トレーニング内容に基づいて名づけられました。ハイハイの姿勢でボールを投げながら横に進んでいくトレーニングになります。さっそくトレーニング内容の詳細を説明していきます。
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①まず、四つん這いになり(赤ちゃんのハイハイの姿勢)片手に野球ボール程度の大きさのボールを持つ。
②四つん這いの状態のまま片手、片足ずつ左に進んでいき、この時に動かす方の手に持ってるボールを反対の手に山なりで軽く投げて渡す。
③これを繰り返して部屋の端っこまで、ボールを一歩ずつ進むと同時にジャグリングの要領でパスしながら進んでいく。
④壁の端まで着いたら、今度は同じようにして右に進んでいく。
⑤部屋の端から端まで往復2周する。
こちらは少し慣れるまで、難しいトレーニングですかその効果は絶大なので、ぜひ頑張って行ってみて下さい。この「一度に2つのことを同時に行う」という頭を使ってしまいそうな動作は、サーフィンのみならずサッカーやバスケなどの様々なスポーツで必要なスキルとなっているため頑張って慣れていきましょう。
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198円
ゴムジャンプスクワット
続きましては、ゴムジャンプスクワットです。こちらはとてもシンプルで簡単なトレーニングですが、サーフィンで最も鍛えるべき部位である足腰を強くするトレーニングです。その方法は
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①まず、足を肩幅に開きゴムチューブを膝の上にくるように取り付ける。
②ゴムの力で足が閉じないように、足を開けた状態のままジャンプスクワットを行う。
③これを20~40回行う。
こちらのトレーニングは足腰などの下半身の強化を目的としたトレーニングなので、少しきついですが足腰の強さはサーフィンにおけるすべての技で必要になってくるので鍛えてることで、一気にサーフィンが上手くなります。
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バランスボールを用いたレッグレイズ
5つ目のトレーニングはバランスを用いて行うレッグレイズです。レッグレイズとは仰向けの状態で足を伸ばしたままで地面から少し上げ、その状態をキープする腹筋を鍛えるトレーニングですが、今回のトレーニングではそこにバランスボールを組み合わせたトレーニング法になります。
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①まず、バランスボールを持った状態であおむけで寝転ぶ。(バランスボールは手を伸ばしたまま頭の上で持つ)
②その状態から、足をまっすぐ伸ばしたまま足を地面から浮かすと同時に、体と腕も伸ばしたまま起こして手に持っているバランスボールを足で挟んで上体を倒し、足も地面と水平になるように戻す。
③今度は逆に、足で挟んでいるバランスボールを手に移すために同じ動作をして手でバランスボールを取る。(動作としては、横から見たときにバンザイ状態のあおむけの一直線の状態からVの形にあるように手から足、足から手にバランスボールを移していく)
④これを20~30回行う。
こちらは、腹筋がメインのトレーニングですが、そこに全身の大きな動きを組み込んでいるトレーニングであるためサーフィンなどのスポーツにはもってこいのトレーニングなのです。
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バランスボールスクワット
そして最後に紹介するトレーニングはバランスボールの上でスクワットを行うという、とてもシンプルなトレーニングですが、とても難しく上級者向けのトレーニングとなっています。
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①バランスボールを用意し、その上に足を肩幅程度に開いて立つ。
②その状態で、スクワットを行う。(この時のの手の位置はバランスの取りやすい位置でよい)
・難しい人は、バランスボールの空気を少し抜いて乗りやすくする、バランスボールをソファーなどの横において壁に支えてもらいながら行う、と少し簡単になりやりやすくなるでしょう。
この、トレーニングはとても難しく少し危なっかしいトレーニングですが、足腰を鍛えられるうえにサーフィンで最も必要なバランス力、集中力もを鍛えることのできる優れものなのです。しかし、ここで注意すべきことは、靴下や汗をかいているとバランスボールの上に立つ際に滑ってしまうので注意しましょう。
まとめ
今回は、サーフィンが劇的にうまくなるトレーニングを紹介しました。波のない日や夜などのサーフィンが出来ない時間帯、サーフィンの休憩中のビーチで行ってもらえるようなトレーニングを紹介したので、ぜひサーフィンが上手くなりたい方は行ってみて下さい。現在サーフィンの注目度も高まってきており、日本人選手の活躍が期待されています。皆さんもこの大きなサーフィンブームのビッグウェーブに乗っていきましょう!!!
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